デザインとコーディング、両方学んで見えてきた自分らしい働き方

もともとパソコンを使った仕事に興味があり、SNSやWebサイトを見るのも好きでした。
でも、デザインとコーディングのどちらに向いているのか分からず、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんなときに見つけたのが、FACTデザインスクールの「デザイン＆コーダーコース」。
どちらも同時に学べる環境なら、自分に合った方向を見つけられるかもしれないと思い、受講を決めました。

はじめてのデザイン、はじめてのコーディング

最初の授業では、Figmaを使ってバナーやサイトのデザインを作りました。
デザインコースでは、配色やレイアウトを考えるのは難しかったけれど、「デザインを形にするってこんなに楽しいんだ」と感じた瞬間を今でも覚えています。
同時にHTMLやCSSの授業も始まり、デザインを自分の手でWebページとして再現できたときは本当に感動しました。
「見た目を作る」と「動かす」を両方経験したことで、デザインがより立体的に理解できるようになりました。

デザインの裏側にある仕組みを理解する楽しさ

コーディングコースでは、コーディングを学ぶことで、デザインを見る目も変わってきました。
「このスペースはどう指定してるんだろう」「このアニメーションはどう動いているんだろう」と、Webサイトの見方が完全に変わりました。
ただきれいに見せるだけではなく、「どう作るか」を考える視点を持てたことが、デザインの理解を深めてくれたと思います。
自分で構造を組み立てて形にできるようになってからは、作ることがどんどん楽しくなりました。

現場に近い課題で仕事の流れを実践的に学ぶ

FACTの授業では、デザインだけ・コーディングだけではなく、クライアントワークを想定した課題に取り組みます。
「要件をヒアリングして、構成を考える → デザインを作成 → コーディングで実装 → 提案資料をまとめる」までを一連の流れを行います。
この過程を通してデザインを現場でどう使うのかがリアルに理解できました。
実際に手を動かすことで、学んだ知識が頭だけでなく体にも染み込んでいく感覚がありました。

AI時代に求められる考えるデザイナーへ

AIがどんどん進化している今、デザインやコーディングの一部は自動化されつつあります。
でもFACTで学んで実感したのは、どんな時代でも必要なのは「考えられる人」だということ。
なぜその色を使うのか、どんな構成ならユーザーに届くのか。
AIにはできない意図を持った設計こそ、デザイナーの強みだと気づきました。
ツールを学ぶことも大事ですが、「人に伝える力」「課題を解決する力」を育てられたのが、このコースの一番の魅力です。

デザインとコード、両方わかるからこそ広がる可能性

FACTでは授業を進めるうちに、デザインとコーディングの両方ができることの強みを感じるようになりました。
自分でデザインを作って、自分でコーディングまでできると、修正や提案のスピードがぐんと上がります。
現場でもデザイナーとエンジニアの橋渡しができる存在として重宝されるので、就職活動のときにも大きな武器になると思います。
今では、「デザインもコードもできる自分でいたい」と自然に思えるようになりました。

これからの目標と、学びを通して感じたこと

受講前は「自分にはセンスがないかも」と不安でしたが、FACTでの学びを通して、自分にもできることが少しずつ見えてきました。
わからないことを講師に質問し、改善を重ねながら作った作品が完成したときの達成感は、今でも忘れられません。
これからは、学んだデザインとコーディングのスキルを活かして、自分の好きな世界観をWeb上で表現できるデザイナーを目指したいです。
そして、将来的にはお客様の「想い」を形にできるような、温かみのあるデザインを作っていきたいと思っています。